急斜面斜面を転げ落ちて行ったキタキツネが何事も無かったように土手の影から現れた。何かを見据えながらゆっくりと歩いて行っては立ち止まる。獲物のネズミを探している様子とは違う。

気持ち良さそうに滑り降りてきたキタキツネ。ブレーキがかからず勢い余って急斜面を転げ落ちて行く。やはりこの行動に何か意味があるのかも知れない。

転がりながら斜面を滑り降りてきた来たキタキツネ。今度は腹滑りに体勢を入れ替え気持ち良さそうに滑り降りてきた。この行動に何か深い意味があるかも知れない。野生の生き物たちはまだまだ知られていない不思議な行動がある。

伸びをしていたキタキツネが尾を使い横回転しながらひねりを入れて斜面を下って行く。雪とじゃれているように見えるが、縄張りの匂い付けにも見える。

寝ていたキタキツネが身をよじりながら前足、後足を一杯に伸ばし転げる。何時もなら伸びた後大あくびして行動を始めるが、疲れが溜まっていたのかも知れない。

穏やかで暖かい天気が続いていたが、夕方から風を伴い気温が下がって来た。何やら土手の上で茶色い物が横たわっている。よく見るとキタキツネが顔を自慢の尾に埋めて暖かそうだ。寝ているが耳だけが右に左に動いている。如何なる時でも情 […]

早朝。放射冷却で−１０℃と冷え込み、濃い霧が立ちこめている。森に入ると日中暖かく緩んでいた雪が硬くしまっている。沢を横切るとスキーのエッジが効かず横ズベリするので疲れる。一休みしていると霧でぼんやりしている中、目の前の木 […]

日中の気温はプラス3℃。日差しが暖かく感じられる。森に入ると、足元に体長1cmほどの虫を見つけた。セッケイカワゲラだ。羽が無いので、ひたすら雪の上を歩き回る。もう少し暖かくなってから出て来ればいいものを、なぜこんな雪深い […]

晴れて空っ風が強く吹く。雪深い森の中をスキーを履いて歩いていると、エゾヤマザクラの木の枝に2cmほどの木の葉のようなものが揺れていた。強い風に揉まれながらもしがみついている。色の無い冬景色に鮮やかな黄緑色が映える。ウスタ […]