Archive for 1月, 2012

定刻出発 エゾモモンガPteromys volans orii

陽が沈みだし放射冷却か、急に寒くなってきた。16時40分。そろそろエゾモモンガがやってくる頃だ。 今日は風もなく天気も良く、フライト条件はいい。5分過た頃、夕焼けを背にカラマツ経由でやってきた。 定刻通りだ。天候、天敵の […]

小屋設営 エゾモモンガ Pteromys volans orii

エゾモモンガは、キツツキの仲間が繁殖のために作ったマイホームを利用することが多いが、家賃は払っていない。 巣から出ると、高いところへ移動して、木から木へと飛びつきながら、好みの食べ物のある場所へ移動して行く。 モモンガの […]

雪崩は怖い

何かとてつもない音が聞こえてきたバキバキと音を出して木々が倒れて、雪煙が舞い上がった。 その雪が風と共に大量に振ってくる。 今冬短期に多く降った雪が沢の斜面を駆け降りたのだ。 小林明弘

瓜ふたつ 尾見合い  エゾオコジョMustela erminea orientalis

 エゾオコジョとキタイイズナ両種体形が、見分けがつかないほどよく似ているが、唯一見分けがつくのが尾の先だ。共にすみ分けて暮らしているようだ。 小林明弘

大雪山カムイミンタラ

大雪山旭岳のお膝元に忠別ダムがある。そこには湧水場があり、水を頂きに行くかたわら 旭岳登山口までの原生林を見てくる。 トドマツ、エゾマツ、ミズナラ、カツラ、ダケカンバ、などなど混成林の中に生き物の足跡が点在する 高度を上 […]

だるまさんが転んだ エゾクロテンMartes zibellina brachyura

エゾクロテンは警戒心がとても強が、好奇心も強い生き物だ。雪の陰から現れては隠れたりを何度も繰り返す。おにごっこ「だるまさんがころんだ」といわれているようで思わずじっとしてしまう。 小林明弘

白に白ですか キタイイズナMustela nivalis nivalis

新雪の白は距離感を狂わせる。下り坂を山スキーで滑っていると、足でも付いているかのように、 カツラの巨木が目の前に走りよってくる。かのように見えるのはスキーがへたくそだからだ。 キタイイズナが跳ねながら近づいてきた。白に白 […]

生きぬく エゾシカ:Cervus nippon yesoensis

昨秋、ドングリが不作だった森。生き物達はこまっているに違いない。 連日最低気温ー20℃頃が続く中、寒さで体力を奪われて死んでいくものもいるだろう。 若いエゾシカが生きぬくためにハンノキの皮を食べている。とても栄養があると […]

飛んだエゾクロテンMartes zibellina brachyura

                  エゾクロテンがスルスルと木を上り 始めた。10mほど上がった とこ で回りの様子を見ている。 […]

雪球が動くキタイイズナMustela nivalis nivalis

最低気温-18.5℃枝に着いた霜が気温が上がるにしたがって粉雪となって降ってくる。 時折バキバキドドドと音を立てて木の枝を折りながら氷の雪球が落ちてくる。 ふと目の前にピンポン球がコロコロと引力に逆らって上って行く。最近 […]