Posts Tagged ‘エゾシマリス Tamias sibiricus lineatus’

ヒルガオの花が咲く

シラカバの幼木に巻き付いたヒルガオの花が咲きだした。その枝伝いにシマリスが現れ立ち止まる。可愛らしいポーズに見えるが警戒しているのだ。すぐさま枝を伝い近くの枝に飛び移り薮の中へと消えていった。近くに巣があるのかもしれない […]

振り向く

早朝、エゾシマリスに出会う。起きたばかりなのか眠そうなしぐさをしている。こんな時に天敵に見つかればやられてしまいそうだ。人には聞こえない音でもしたのか突然振り向く。身を守るための情報収集はさすがだ。

質素な食べ物

森の中を歩いていると縄張り争いの小鳥達の声があちこちで聞こえて来る。カラマツの木の下で忙しく動き回るエゾシマリスを見かけた。わずかに残っている松の実を探し出して食べ始めた。質素な食べ物だが命をつなぐ大事な食べ物だ。

回りの様子をうかがう

エゾシマリスがやって来た。後ろ向きのなった背中の模様が森の中では保護色となり天敵から身を守る。と同時に回りの様子を常にうかがうことで逸早く逃げる準備を怠らない。

背中の5本線

場所によってはまだ雪が残っているが、解けだした所からはカタクリの花が咲き出している。食べ物を探しながらやってきたエゾシマリス。おもむろにツルアジサイのツルを伝い昇り始めた。背中の5本の線が見事にとけ込み保護色となっている […]

食べ物を見つける

森の北東斜面にはまだ多くの雪が残っている。そんな中エゾシマリスが食べ物を探しにやって来た。昨秋立ち枯れた草の実や枝が折れて落ちて来た木の実が雪の上に並べられている。カラマツなどの中には種を飛ばし切れず、残っている物がある […]

雪を噛む

森の中は場所によってはまだ多くの雪が残っている。その中をスピードを上げて走るエゾシマリス。雪の上では滑って走りにくいと思われるが、急カーブに急ブレーキと難なくこなす。秘密は足の鋭い爪にある。目の前を走って行く後ろ足の爪が […]

環境にとけ込む

冬の間群れで仲良く暮らしていたハシボソガラス。繁殖期に入ると、仲間が巣を構える縄張りに入るやいなや、激しく追い出しにかかる。様子を見ていたエゾシマリスが急いで逃げ出す。カラスは天敵だ。カラマツに巻き付いたツルの上に上がり […]

久しぶりの雨

好天気が続いていたが、久しぶりの雨が降る。こんな日にもエゾシマリスが現れた。じっと動かずに回りの様子を見ていたが雨に濡れた枯れ草の中を食べ物を探し動き回る。顔をあけると濡れた体毛が泥だらけ。小さな生き物達は常に食べる事で […]

花を食べる

肌寒い森の中。雪の解けだした南西斜面から、沸き出す様にカタクリやエゾエンゴサクの花が咲き始めた。風に吹かれて震える花たちが踊っている様に見える。そんな中、エゾシマリスが花の中に現れて蜜の溜まっているエゾエンゴサクの花弁を […]