花を食べる

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肌寒い森の中。雪の解けだした南西斜面から、沸き出す様にカタクリやエゾエンゴサクの花が咲き始めた。風に吹かれて震える花たちが踊っている様に見える。そんな中、エゾシマリスが花の中に現れて蜜の溜まっているエゾエンゴサクの花弁を食べ出した。マルハナバチも待ちかねた様に飛び回り、蜜をいただく代わりに受粉をし、互いに助け合う。シマリスも食べてしまうが抱えた前足で花に受粉している。エンゴサクの効能は冷えた体を暖める効果があるようだ。冬眠からさめたシマリスには良い薬になっているのかもしれない。

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