森に入ると、小鳥の群れが餌を探して忙しく飛び待っていた。いつ見てもコガラとハシブトガラの見分けがつかない。嘴の違いや黒い頭のつや、この時期地鳴きなのでなおさらだ。どっちだろうと見ていたら、あっちと指さした気がした。

キタキツネの後について行くと、くわえて来たネズミを渡した後に寄り添う2頭はとても仲が良いみたいだ。

キタキツネが捕まえたネズミを食べずにくわえて行く。行く先にはごま粒のように見える何かがある。迷わずに向かって行く。もう１頭いるようだ。

早朝。風が止み粉雪が静かに降る中、キタキツネが現れた。立ち止まり首を傾げ、雪の中で動き回るネズミのの気配を探っている。そして一気に飛んだ。この広い雪の原にピンポイントでネズミの気配を見つける能力は凄いなあ。

昨日とは一転。最低気温－９℃と温度差が２０℃だ。暖かく感じる。。静かな森にカリッカリカリと木を引っ掻くような音が聞こえてきた。エゾリスだ。餌を探しに出てきたようだ。身軽に幹を駆け上がって行く。

早朝。満月が赤くなりながら西の稜線沈んで行く。最低気温−２９℃凍てつく寒さ。久しぶりにしばれた。明るくなりだした雪原で寝ている２頭のキタキツネを見かけた。暖かい尾にくるまり寝ている。こんな時はじっと気温の上がるのを待って […]

嵐の後は寒波と厳しい冬。間もなくオホーツク海に流れ込んで来る流氷が接岸すと、内陸部の気温は連日最低気温−２０℃以下になる。常用している全自動プラスチックカメラは電池式なので、保温しても10分ぐらいしか持たない。頻繁に電池 […]

森から出ると障害物の無いところは風が吹き荒れている。車が吹きだまりに突っ込み立ち往生してしまった。JAFに連絡すると２時間待ち。車内でパソコン開き画像データを取り込んでいると、窓越しにキタキツネが風をさけながら低い姿勢で […]

三日三晩吹き荒れる。こんな日は生き物たちはじっとしているように思われるが、偏西風の強い風を遮る、東斜面では幾分弱まっている。ミヤマカケスが食べ物を探して飛び回っていた。回りを見るとアカゲラやゴジュウガラなどの小鳥も風を避 […]

暴風警報が出ているが、森の中は静かで嵐の気配はない。暗くなりだすと雪が降りり出し、風も出てきた。帰り道は猛吹雪になった。