早朝、まだ親の姿が見えない。巣穴の前でじゃれ合って遊びに徹する子ギツネ達。この遊びの中から狩りの練習を積んで行くのだ。

早朝、子ギツネ６頭兄弟が畑の回りで遊んでいるのを見る。そのうちの１頭がシカ避けの網に絡まり困っていた。親が心配そうに見ている。自力での脱出は無理そうだったので、子ギツネを網からはずして逃がしてやると、転がるように親の所へ […]

早朝、キタキツネの親子に偶然出会う。６頭の子供のいる家族だ。中には好奇心の強い個体がいて、こちらが観察される。

ヒメギフチョウがカタクリやチシマザクラの花から花へと蜜を求めて飛び回る。エゾリスも木の樹液を求めて動き回る。森の中は春真っ盛りだ。

牧場に時々強い風が吹き付けて、体が押されてバランスを崩してしまう。防風林はあるが、広いので風の通りが良い。そんな中エゾユキウサギが現れた。キツネなどの天敵の気配を風がかき消され普段よりいっそう警戒心が強く、耳を立てて回り […]

牧草地の笹薮の近くで、何やらもぞもぞ動く３頭の生き物を発見。エゾタヌキの兄弟かなと思いながら近づくとエゾユキウサギがおいしそうに草を食べている。耳を立てながら周りを警戒。いかなる時でも逃げる準備は怠らない。

森に向かう途中、牧場を通り抜ける。牧草が伸びきらないのでヒバリやノビタキなどの小鳥たちが餌をついばむ様子がよく見える。そんな中たまたま２頭のエゾユキウサギに出会う。やはり警戒心が強く薮の中へと逃げ込んでしまう。

沢沿いを歩いていると心地よい水の流れる音。そしてわき出すように咲く野草の花々。エゾエンゴサクの花の中を餌を探しまわるエゾリス。まだ肌寒い風が森の中を渡って行く。ここの蝦夷山桜の蕾みはまだ固そうだ。

早朝、牧場の中でエゾユキウサギを見つけた。警戒心が強くすぐ藪中へ逃げてしまう。ウサギ達は必要がない限り広い場所には出てこないので、出会うのはほとんど偶然。

牧場の枯れた草の間から新しい草が芽吹き、緑に染まって行く大地。厳しい冬を乗り越えたエゾユキウサギがおいしそうに食べている。個体差があり、まだ冬毛が多く残る物もいる。動くと目立つ。天敵に見つかりやすい危険な時期だ。