逃遅れたカモの群れに、大きな鳥が白い尾を開き左右に軌道修正しながら迫って行くと、気がついたカモが急いで逃げる。

目の前でたくさん飛ぶカモの羽音は空を駆け巡りながら３６０度から迫って来る。カモ中には間隔が数センチもものいる。良くぶつからないものだ。

攻撃のそぶりをみせず、カモの上を通り過ぎて行ったオオタカが速度を上げて旋回。川岸すれすれに飛んで来た。今度は狩りの本気モードに入っている。カモたちは水しぶきの幕を張り攻撃をかわしている。

オオタカがカモの群れの上をゆっくり飛ぶ。カモたちは身構えているが飛んで逃げる事はない。オオタカの戦闘モードに入っていないのが分かるようだ。

多くのカモの中には疲れて体力が弱っているものもいる。オジロワシは見逃さず、急降下して捉えたカモ。カラスが横取りしない様に急いで運んで行く。

多くのカモの集るところは、猛禽類もやって来る。オジロワシに続いて現れたのはオオタカだ。

カモたちが逃げ惑う中、大きな鳥が目をキョロキョロさせながら飛んで来た。オジロワシだ。カモを狙っている。

飛び上がったカモの群れが、連鎖反応しながら次々と増えて行く。空を埋め尽くし右に左に交差しながら飛び回る。

羽を休めてくつろいでいたカモの群れが突然飛び上がる。目の落とし何処がないので酔ってしまう。

雪が１０cmほど積もり、冬に逆戻り。渡り鳥が集る川に様子を見に行くと、川面にオナガガモなどの鳥たちが所狭しと、ひしめき合っている。