Archive for 2月, 2017

しばれた朝

今冬2度目の氷点下30℃の朝。皮膚が出ている顔がぴりぴり痛い。瞬きをしたら引っ付いてしまう。森の木々は樹氷の花が咲いている。陽が射すにつれ、結晶がキラキラ光ながら降って来た。

再び嵐

春の気配はなく気温が下がり風が出て来た。様子を見ようとコプターで高度を上げてみる。迫って来る雪雲の下は吹雪になっているのが良く分かる。

じっとしている

氷点下15℃と冷え込んだ朝。粉雪の降っている森の中を歩いているとハンノキの幹で餌を探しているキバシリを見つけた。動きが速いので見つけやすい。近づいてみると動きを止めたようだ。何処にいるのか分からなくなった。

突然出て来た

雪に潜って行ったイイズナが、目の前の雪面から突然現れた。ふわふわの新雪上を滑る様に走って行く。体が沈まないのは、体のわりに大きな足の平だ。雪面を蹴って加速し進む事が出来る。

ピョコンピョコンと

イイズナの開けた雪穴を覗いていたら、すぐ横をピョコンピョコンと軽やかに走って行くイイズナ。再び雪の中へと潜り込んで行った。

小さな雪穴

イイズナの足跡をたどって行くと、雪穴を掘って潜って行ったようだ。雪の下は枯れ草などの隙間が広く行動しやすく、空からの天敵に襲われる事のなく、安全だ。

真新しい足跡

早朝、森に入ると新雪の上に真新しいイイズナの足跡がついていた。危険の多い雪の上に出て来るのには何か大事な用事があったようだ。

すっかり夜が開けた

森の中は明るくなり、小鳥やカラスの鳴き声が聞こえてきた。モモンガたちはすでに巣に帰ってしまったが、中にはのんびりと幹に寄り掛かり餌を食べているモモンガもいるようだ。

日本列島寒波

日本列島が冷え込んで関東地方で雪が降っているようだ。ここは−23℃とさほど冷えなかった。夜明け前に森に入ると食事を終え、毛繕をしているモモンガを見つけた。明るくなりだす森。そろそろ帰る時間だ。

よい天気の中

久しぶりの冬晴れ。森の中を歩いていると、狩りをしているキタキツネを見つけた。2月に入ってから姿を見る機会が多くなった。繁殖相手が見つからず、うろうろしているようだ。