Posts Tagged ‘放射冷却’

紅葉に霜

起きると車の窓が凍っている。外に出てみると天頂に半月、瞬く星。足下の水溜まりに薄氷が張っている。車載温度計は-0.6℃と表示。明るくなりだした山肌は紅葉真っ盛りに霜がつく。

春の気配は全く無い

−17℃と久しぶりに冷え込む。歩くたびに凍り付いた雪がガシャッバリンと音を立ててガラスを割るようにくだける。高度が上がり開けいる場所に出ると、川霧が溢れ出し霧に包まれた景色が見える。春の気配は全く無い。

鋭く尖る月

夜明け前、久しく冷え込んだ東の空に鋭く尖った月とひと際明るい星が輝いている。紫色から朱色に染まってくる西の空。温度計は−20℃を指している。

青い氷

連日しばれた日が続く。沢沿いに歩いていると凍り付いた滝が現れた。流れが止まり厚みを増して凍り付いた所が青く見える。粉雪が所々白い花が咲くように付いていてとても綺麗だ。

ふしぎな光

しばれた朝。エゾシカの群れの足跡が沢の下に続いている。この沢は湧き水が流れ込んでいるので凍ることはない。水の流れる音が聞こえている沢を覗き込むと、日の光が川霧にあたりキラキラ光りだした。何ともふしぎな光景に見入る。

久しぶりの夕焼け

放射冷却で旭川江丹別マイナス30.5℃と冷え込む。夕方、森に向かう途中、尾を引きながら縦長に変形して沈んでいく太陽。久しぶりの夕焼けだ。気温が下り霧が出てきた。沢山雪が降るより快適に森に入れる。

川霧の立ちこめる中

日本列島を寒波が包み込み冷え込む。森へ向かう途中、石狩川沿いの道を通り抜けていると、川面から温泉の湯気のように立ち上る煙がカモたちを包み込んでいる。冷えた時は水の中にいた方が暖かいしキツネなどの天敵に襲われる事は無い。眺 […]

寒いからしばれるへ

マイナス25℃としばれた朝。目出し帽の縁の毛糸がほぐれた所が、吐く息の水分で凍りつき霜が出来ている。歩くたびにキュッキュッと音を出す雪。マイナス20℃を境に「寒い」から「しばれる」へ。体感も「寒い」から「痛い」へと変わる […]

粉雪が舞う中

早朝、昨日よりも暖かくマイナス14℃だ。静まりかえる森。枝に積もった雪が崩れ落ちて粉雪が舞うと、雪の結晶がぶつかり合いサワサワと音を奏でる。そんな中、新雪に行儀よく並んだ足跡が点々と続いている。

今朝の最低気温

最低気温マイナス14℃の朝。見渡すと樹木はもとより、空気中の水分も凍り結晶が浮遊している。数日暖かい日が続いたので樹皮にも空気にも水分が多く、結晶を大きくしたようだ。