Posts Tagged ‘エゾクロテン 蝦夷黒貂 Martes zibellina brachyura イタチ科イタチ亜科テン属クロテン種の亜種’

忍者のように

日が沈み晴れ間が覗く空に月が出てきた。月明かりで雪が青く浮き出て見える。ほとんど葉を落した森にカシワの葉だけ何故かしっかりと葉をつけている。わずかな風が吹くたびに、カサコソとないしょ話をしているように聞こえてくる。そんな […]

忍者のよう

    雨から雲り時々晴れと普通の天気のようだが気温が上がらず、寒い日が続く。エゾハルゼミの鳴き声がピークを迎える時期だが、ぜんぜん鳴かない。アオバト独特な鳴き声が聞こえてきた。聞いていると酔いそうになる。布がすれるよう […]

すっかり夏毛

   黄色い花をつけた、八重山吹 (やえやまぶき)。北海道から九州まで分布し、 弥芽吹く木(いやめぶくきと呼ばれていたが、冬には葉を落とし、春いちはやく芽を出すので、「ヤメブキ」 ⇒ 「ヤマブキ」 と、変化したと言われて […]

初夏と断定する視野の狭さ

   入組んだ狭い沢では、春と夏の間をタイムマシンに乗って移動しているように季節が変わる。谷地蕗と蝦夷エンゴサクの花が満開になっている場所に出た。湿地を染める黄色は、今、平地に咲き誇るタンポポとは違う優しい黄色。タンポポ […]

さくら咲く

   昨年より10日ほど早く蝦夷山桜が咲き出した。早朝、淡い紫に見えていた桜が、朝日が射すとともにあらゆるピンクのグラデーションに染まるのを、一度に見られるのは感動ものだ。しかも北辛夷の花と競うように咲いて、森の中は一層 […]