Archive for 8月, 2014

なにかがいる 3

モズの子供が止まっている木の下で、ガサゴソと音を出しながら笹の間から顔を出したのはシマリスだ。冬眠に備えて食料集めに大忙しのようだ。互いに危険が無いことをいち早く気づいていたのだ。

なにかがいる 2

じっと見ていたモズの子供が体を入れ替えて羽ばたくと、ガサゴソガサゴソと笹が音を立て近づいてくる。何かいるが姿が見えない。モズも逃げないので危険は無いようだ。

なにかがいる

早朝。ひんやりとした空気の中、元気よく鳴くコオロギやカンタンの虫達。秋の気配を感じる。ヤナギの茂みの中から現れたモズの子供。首を傾げながら地面の方を見ている。狩りの様子とは違う。何かいるようだ。

狩りの練習

早朝。森に向かう途中、道の真ん中で若いキタキツネがトンボやバッタなどを追いかけている。奥からもう1頭現れた。メスの親キツネのようだ。しゃがんで狩りの様子を見ている。秋には親と別れて生きていくために一生懸命だ。

巧みの技

ダム湖畔を回る途中。標識の裏側からハチが飛び交うのを見つけた。近づいてよく見ると、コガタスズメバチのようだ。コガタと云えども、うなる羽音は迫力がある。ハチの巣作りは枯れた木などを噛み砕き、唾液と混ぜてペースト状にしてから […]

野生の勇さ

降り続いていた雨が止んだ。モズの子供が濡れた羽の手入れを終えて、回りの様子をうかがう。虫の動く気配を感じたのか、狩りに飛び立った。野生の勇さが見える。

括り付ける

バッタを捕まえたモズの子供。枝に括り付けると食べずに飛んでいった。モズの早贄というが、生け贄にも取れる。保存食にしては他の鳥たちに食べられてしまうし、不思議だ。

腕前が上がる

狙いを定めてふわりと枝から舞い降りるモズの子供。すぐさまバッタをくわえて枝に戻ってきた。バッタも鳥の気配で逃げるはずだが、狩りの腕前が上がってきた。鋭い嘴で狩りをする姿は、小型の猛禽類といったところだ。

獲物を引っ掛ける

モズの子供がバッタをくわえながら、何かを探しているように枝を飛び移る。枝の二股になっているところで、バッタを腰を入れて挟み込むように引っぱり始めた。引っ掛けるにに都合の良い枝を探していたのだ。よく見ると足下の裏側にも、枝 […]

狩りの経験

捕まえた大きなトンボが暴れる。バランスを崩しながら逃がさないように押さえつけるモズの子供。意外にトンボの力は強いようだ。数をこなし上手になって、カエルなども捕まえらるようになる。