夕方の気温３２℃。湿度も高く蒸し暑い。北海道らしくない高温多湿の天気が続いている。曇り空の中にわき出す積乱雲が爆発したように黒煙を上げて迫り、雷が鳴り、風をともない土砂降りの雨が襲って来た。関西に行った時に経験した天気だ […]

牧草地仕切りの雑木林をを通っていると、木屑がはがれ不自然に動き回る。よく見るとアリスイの巣立ったばかりの幼鳥だ。体にはまだ多くの産毛が残っている。親が薮の中で鳴くと、幼鳥は鳴き声の方へと飛んで行った。いつもながらこの鳥の […]

早朝。雨が上がっり晴れ間が出て来た。チゴハヤブサの様子を見に牧草地を通ると、天気になるのを待っていた１番草の刈り取りが始まっていた。すでに刈り取られた牧草の中にもぞもぞ動く生き物がいる。近づいてみるとエゾユキウサギが美味 […]

雨避けに使っていた木の上に、狩りを終えてやって来たチゴハヤブサ。止まった振動で大粒の雫が頭の上に音を立てながらこぼれてきた。ハヤブサが回りの様子を見ながら尾羽を開いた。たたんでいると濡れて上手く開かないのを防ぐためだ。い […]

チゴハヤブサが小鳥を捕らえたが、雨で濡れた羽を巧みに羽ばたいて失速しないようにしている。雨の日の狩りは大変そうだ。

どんよりとした雲から大きめの雨粒が落ちて来る。チゴハヤブサが河畔林すれすれ飛んで行き、潜り込むように木の間に消えた。木から飛び立つ小鳥を見るやいなや羽毛を散し黒い影が舞う。一瞬の出来事。

チゴハヤブサが河畔林の上を高度を下げながら飛んで来た。雨で濡れた翼がくっつき合って隙間ができている。飛行に影響しているように思えるが。狙いをつけ、速度を上げて飛んでい行く。

チゴハヤブサが飛んで行った河畔林の中をのぞいてみると、普段は水量の少ない流れが、濁り増水してる。虫や小鳥の動く気配はない。

さすが野性の生き物。止まる木の位置を分かっているようだ。数回羽ばたきスピードを抑えながら枝に止まった。人にはまねの出来ない優れた能力を持っている。足にはしっかりと獲物が捕らえられていた。

森の中に入って行ったチゴハヤブサが戻って来た。雨でよく見えないが、うつむきになりながら飛んで来る。足には何かつかんでいるようだ。止まり木が迫っているがいっこうに顔を上げない。前方不注意で衝突か。