Archive for 3月, 2013

北帰行

今朝の最低気温−7℃と冷え込んだ。春は遠く感じられる。どこからかクワークワーとなく声が聞こえて来た。山の稜線を白い鳥の群れがくさび形になり、頭の上を飛んでいく。 

三寒四温

旭川江丹別の最低気温−12.8℃と冷え込んだ朝。枝の樹氷に光が当たりキラキラと光を放つ。そんな中をエゾリスが餌を探して走り回っている。探し当てたオニグルミの実を食べ始めた。吐く息が白い煙となり顔にまとわりつく。明日は一転 […]

小春日和

早朝晴れ渡り、穏やかな天気だ。-8℃と冷えたが、日が上がるにしたがい暖かくなって来た。沢の近くでエゾクロテンがひなたぼっこをしている。ネズミ、イイズナ、キツネの足跡が同じ方向に向かってついている。足跡をたどるとエゾリスが […]

キタイイズナ

朝から天気も良く森に入ると相変わらずエゾリスが忙しそうに走り回っている。雪面に小さな穴があいている。その周りに足跡が沢山付いて、出入りしているようだ。その近くのヤナギの幹の根元から白い小さな生き物が出てきた。驚いた様子も […]

花模様の足跡

嵐の去った森の中は何事もなかった様に静かだ。歩き回っていると20cmほど積もった新雪の中から折れた小枝が突き刺さる様にあちらこちらに見えるので、嵐の凄かった事が分かる。沢にせり出す雪庇の先が鋭い刃の様になっている。ハンノ […]

低気圧通過

台風並みの低気圧通過に伴い、地吹雪で玉突き事故が多発。交通機関に影響が出た。雪解けが進んでいたが−6℃と真冬日に逆戻りした。そんな中時間通りに現れたエゾモモンガ達。強風にあおられながら食事を始めた。

春の便りが届くが

本州からの桜の便りが届くが、ここはまだまだ雪が多く冬景色。そんな中餌を探して飛び回っているクマゲラを見かけた。

遊びに誘うが

プラス3℃と暖かく雪が解け始め、沢の音が大きく聞こえる。夕方2頭のエゾクロテンに出会う。クルクルと喉を鳴らしながら、黒っぽくコスケたテンが奇麗なベージュ色のテンに近づいていく。

省エネ

24時間内に朝と夕方2回食事に出てくるエゾモモンガ達。1回に1~2時間ほどで巣に帰って行くので、朝夕合わせて2~4時間だ。残りの約20時間は寝ている。体が小さい生き物達は無駄なエネルギーを使わない。

春はまだ遠い

昨日の気温は+3℃と暖かく、雨も降って雪解けが進む様に思われたが、今朝は-7℃と冬に逆戻り。激しく雪が降ったり、太陽が顔を出したり、忙しく変わる天気。どんな時も時間通りに起き出してくるモモンガたち。北国に生きる生き物達の […]