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晴れて空っ風が強く吹く。雪深い森の中をスキーを履いて歩いていると、エゾヤマザクラの木の枝に2cmほどの木の葉のようなものが揺れていた。強い風に揉まれながらもしがみついている。色の無い冬景色に鮮やかな黄緑色が映える。ウスタビガの繭と思われる。秋口にすでに羽 化して中は空っぽのようだ。ウスタビは漢字で薄手火。提灯を意味するようだ。繭の別名ツリカマス,ヤマカマス,ヤマビシャクとも言われている。

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