早朝、昨日よりも暖かくマイナス14℃だ。静まりかえる森。枝に積もった雪が崩れ落ちて粉雪が舞うと、雪の結晶がぶつかり合いサワサワと音を奏でる。そんな中、新雪に行儀よく並んだ足跡が点々と続いている。

早朝、マイナス16℃と冷え込んだ。森に入るとミヤマカケスに出会う。キーキー…ジェジェジェ…キョキョ…ギャーカーと多彩に鳴きながら飛び回り食べ物を探している。カケスは物まね上手だが、本当の鳴き声はどんなだろう。

夜明け前、満天の星空に眠気が覚める。西空に少し欠けている月が見えている。そろそろエゾモモンガたちが起きて来る頃だ。綺麗な星を眺めているとモモンガが次々と飛んで来る。月明かりの中、2頭が小枝の所で動きを止めて慎重に回りの様 […]

進む方向へとキタキツネの足跡が続くのでついて行くと、所々に雪を掘り返した痕が見える。丘の陰から若いキタキツネが顔を出して私を見ていた。しばらく見合っていたが、キツネが顔を沈めるように隠れた。静かに丘を覗き込むと、すでに姿 […]

森の木々が伐採された場所は風の通り道となり、雪野が広がるばかり。一見生き物がいないように思われる。そんな中にキタキツネが雪を掘り返した跡。ネズミを狙ったようだが、うまく捕まえただろうか。

新雪の上に真新しいエゾユキウサギの足跡を見つけた。足跡の目指す先は幹にびっしりと鋭いトゲを持つタラノキ。その冬芽を食べにやって来たようだ。食べ物の少ない厳しい時期、危険を承知で開けた場所に出て来る。クマタカなどに見つかれ […]

下り坂なのに、小さな雪玉が逆に転がるようにどんどん登ってくる。よく見るとキタイイズナだ。時折立ち止まっては回りや空の様子を見る。そしてまた雪の中に潜っては出てくることを繰り返す。こんな行動は逃げたネズミを探しているのだ。

この冬の最低気温を記録した朝だが、日が昇るにつれ暖かくなって来る。森を抜けて高度を上げる。ようやく視界の広がる所に出た。それにしてもいい天気だ。

最低気温マイナス１４℃の朝。見渡すと樹木はもとより、空気中の水分も凍り結晶が浮遊している。数日暖かい日が続いたので樹皮にも空気にも水分が多く、結晶を大きくしたようだ。

ファームML2.3をテストしてみた。いじくり回していると突然すべての電源が消えた。うんともすんとも云わず。バッテリーを抜いて入れ直すと電源が入った。壊れたらメーカー保証もなく、マザーポートがいったら修理不能のゴミとなる。 […]