Archive for 1月, 2013

頭上に注意

   陽が射して来た森の中。枝に沢山のっている雪が緩んできたのか、こっちでもあっちでも砕けて降ってくる。特に大きな雪玉は危険だ。頭上に注意しながら歩いていると今度はエゾリスが降ってきた。  

飢えをしのぐ

   吹雪となった翌朝、ようやく晴れ間が覗く。森に入ると、吹きだまりで波打つように積もった雪の上を餌を探して走り回るエゾリスがいた。秋に貯めておいたクルミがなかなか見つからないようだ。場所がわかっても深く積もった雪で掘り […]

道先案内獣はハード

   大量に降った雪。沢沿いに登って行くと。さほど傾斜の無いところに表層雪崩がおきていた。足を止め危険が無いか周りの様子を見る。急な斜面の方が雪崩れやすいように思えるが、ここの環境を見てすぐに答が出た。目の前をエゾクロテ […]

嵐の去った森の中

大雪、吹雪と荒れた天気が去った。森の中は景色が少し変わって見える。いつも目印にしているミズナラの大きな木の枝が、人の倍ほどの高さにあったが、今日は手が届くところまで近づいている。沢に続く斜面にエゾクロテンの足跡・・・体跡 […]

氷柱に張り付く

 雪崩痕がある沿いを通る。夏の間、岩から湧き水が染み出すように流れていた場所が凍りついている。そこに強風に乗って張り着いた雪が、きなこに見える。子供のころ、こんな駄菓子があったな・・。きなこねじりだったかな・・。自然はと […]

A happy New Year 2013 in Blizzard 

午前6時40分。朝帰りのモモンガを見た後、風に激しく揺れる観察小屋を出る。沢の雪庇から雪女の逆立つ髪の毛ように吹き出す雪.。今朝の最低気温-14℃だとラジオのお天気お姉さんが、暖かい声で伝えていた。体感温度はさらに-10 […]