大きな足と指の効果

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ネズミの方に目を移すと、雪の中にうずくまっている所にはぽっかりと真新しい穴が空きネズミの気配が消えている。どうやら生きていたようだ。その場から離れようとした時に、横向きになったアカネズミが不自然に飛び跳ねながら目の前を通り過ぎていった。まるでネズミの操り人形がぎこちなく走っていくように見える。キタイイズナが、自分と同じ位の大きさのネズミを捕らえ運んでいくところだ。重さで体が雪に半分沈んでいる。しかし、身体の割りに大きな足の指が5本並んでいるため、かんじきのように沈むのを押さえて雪の上を走る事が出来る。

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