銀色の花が咲く


早朝みぞれから雪に変わる。花を咲かせたフキノトウの上に帽子をかぶったように積もっていく。さらに沢沿いを進むと大きなヤナギの木が根元から沢に架かるように倒れている。枝先からは銀色の花が沢山咲いている。来春からこの木は花を咲かせることはないだろう。やがて朽ちた木は次の命を育む糧となる。そんな中エゾクロテンが倒れたヤナギの木に上がり、周りの様子を見ながら沢を渡って行く。

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