木の実の贈り物
クリスマス寒波の中、昨日は士別市で－28.7℃。今朝はそれを下回る旭川市江丹別は－29.7℃を記録したが、まだ－30℃に達していない北海道。これからやって来るだろう－３０℃は、別世界に入る。まだ暗い中、なにやらガサゴソ動く生き物がいる。ランプを点け、音のする方に近づいて行くと。黒いものが、枝に上がったり、下がったりする度に、赤い実が鈴を振るように揺れる。さらに倒木に上がり、下から枝をつかむ物。枝がさらに揺れ、踊る赤い実。その実を美味しそうに食べ始めた。この時期の山葡萄や七竈の実は、ドライフルーツになり甘みを増してとても美味しい、昨秋の木の実は不作で、生き物達は困っていたが、今季の木の実は良いようだ。サンタクロースの贈り物かも。厳しい冬に、多くの生き物達が、命を繋ぐ大切な食べ物なのだ。メリー・クリスマス。
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