吹雪の森で
陸別で氷点下２６℃を記録したが、内陸のここは－10℃と暖かいが吹雪だ。こんな日は、出歩かないのが一番だが、やむなく出かける時は森の中が良い。木々が風を防いでくれるし、道しるべになる特徴のある木が迷子から守ってくれる。注意することは、木の枝に抱きつくように、大きな雪だるまがしがみつき、時々枝を折って飛び降りてくる。まともに当たればば、泣きっ面だ。
そんな中、天敵も多く、警戒心の強いエゾライチョウが、新雪に足をとられながら餌を探して歩き回り、逃げようとしない。もたつきながら歩いている私を見て、絶対に捕まらないと確信しているようだ。
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