焚き付けの木
早朝。降り続く雨が止み、増水する事も無く、流れる川を見ながらが歩く。水も綺麗だ。驚いたオショロコマが流の中を右往左往するのが見える。この川の森は、保水力が保たれ、健康な森のようだ。大きなダケカンバの木の下に差し掛かると、上からガンビの皮がバラバラと落ちてきた。子供の頃、よくこの皮を拾いに来たものだ。冬の季節、薪や石炭ストーブに、火を起こす焚き付けのガンビ拾いは、子供の仕事だった。今はオイルをしみこませた、ベスタが売っている。などと思いながら、ガンビが落ちてくるダケカンバを見上げると、頭を濡らした大きな鳥が、首を傾げたり、右左と動かしながら、私を見ている。残暑で枯れた葉が、川の流れに舞い落ち、下っていく。

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