何時でも何処でも警戒

 

今日もまた真夏日…。湖畔の中洲に、若いアオサギたちが喉を震わせ、熱い砂利の上で川面を見ている。その様子は、熱せられた空気がかげろうのようにゆらゆらと揺れる。
 上空高くを二十羽ほどのトビの群れが、餌を探して旋回している。アオサギが空を見上げて棒のように固まった。何か来たかと目を凝らすと、オジロワシが一羽、トビの群れに混じっている。天敵の気配を、いち早く察知する能力には脱帽だ。暑さにボーとしていられない。

 

 

 

 

 

 

 

Leave a Reply