夜明のハウリング

  夜明け前の湖畔。2羽のアオサギが追いかけるように低空で、右に左に飛ぶ。長い翼の先端が、べた凪の水面に触れる様子が、楽譜になって見える。アドリブで譜面を書きながら、だみ声でグギャーーオギャーーとハモる声が、何とも美しく聞こえる・・・訳がない。親が捕まえた魚を、雛が追いかけているのだ。

 

 

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