目が回る忙しさ

 

  小雨の降る中、湖畔の草むらにイワツバメが群れでやって来た。二番子の巣立ちが真近だ。親は忙しそうに、草むらの上を鋭角に急旋回しては猛スピードで飛びまわり、虫を捕らえる。動体視力と運動能力は抜群だ。見ていると目が回る。
 この群れの中には一番子もいるだろう。親の後について技を磨いているはずだ。

 

 

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