食物連鎖のバランス

   沢沿いを歩いているとエゾヤチネズミが幼木を食べていた。エゾシカと並び、農林業に対する害獣扱いとなっているエゾヤチネズミはエキノコックスの中間宿主としても知られている。
 何年かおきに沢山増え、カラマツやトドマツの樹皮を食い荒らし被害を出す。そのため、大量の猫いらず(殺鼠薬)をまいて駆除(無差別大量虐殺)するが、薬剤は他の生き物にも大きな影響を及ぼす。天敵のキツネ、クロテン、フクロウなどが減っているので、当然、ネズミは増える。バランスを崩しているのは誰だ。

 

 

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