羽の日干し

   このところ天気がよく、虫達が元気に活動している。吸血虫に藪蚊が加わり、にぎやかになった。イタヤカエデの葉が不規則に舞い落ちてくる。幼虫達が一生懸命に食べて、茎が切られたのだろう。その虫達を、捕まえて、せっせと雛に運んでいく小鳥たち。そしてエゾハルゼミの恋の歌。森はにぎやかだ。シラカバやヤナギの下をくぐると、雨でも降ってきたように、水滴がばらばらと落ちてくる。下草が濡れているので、膝までびしょ濡れになる。ヤマバトが陽だまりで、右羽に左羽と交互上げて、8分の9拍子のリズムで、踊りの練習をしていた。デーデーポッポー。そういえばお祭りが近いな。

 

 

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