感謝を伝える

尾根を越えると、小僧来たかと、圧等される大きな木がそびえ立つ。カツラの木だ。直径1.5メートル見上げつと高さ30メートルはありそうだ。冬芽が赤くなり甘い香りが漂ってくる。この赤は、ヤナギの花の黄緑と、森の中に色を添え、春もみじとなる。これから開くカツラの葉形はハート型に似た円形で、枝に行儀よく並びかわいらしい。冬の間、吹雪になった時きには、幾度も助けられた事を、お礼の挨拶に来たと伝えた。
カツラの木は、軽軟で狂いが少なく香りがよく耐久性があるので、建築、家具、鉛筆、碁盤、将棋盤など使われるが、伐採しすぎて供給が減り、貴重な木材になってしまった。シカのことはいえないなー

 

 

 

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