見上げた先には象が

   天気がよく放射冷却で最低気温-18℃と凍れたが、昼間は日がさして気温も上がった。雪が水分を含み、浮いてきているので足をとられて歩きづらい。さらにかんじきに雪が絡みつき高下駄のようになる。運動不足にはこたえる。
一休みする頭の上から、静けさを切り裂くパッパーンと大きな音。見上げると重さ5トンはありそうな、象のような雪だるまが飛び降りてきた。瞬間、衝撃風に体がのけぞる。舞い上がる雪に視界を塞がれる。
今の季節は雪玉ならぬ氷玉だ。上を見たり下を見たりしてうろつく姿は挙動不審者そのものだ。

 

 

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