一休みしていると、目の前の雪面が野球のボールぐらいの大きさで風船のように盛り上がってきた。見る間にしぼんでいき穴が開いたと思うと、再び盛り上がってきて動かなくなった。そこには黒い点が3個ついている。 なにやら点の一部が時折閉じたり開いたりしている。エゾクロテンが、空からやってくる天敵の情報収集をしているようだ。少し前にオオタカを見かけたが、私が気がつく前にエゾクロテンの方がいち早く気づいていたのだ。雪面の3個の黒い点がゆっくり下がり始め、再び現れることは無かった。
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