ここのダム湖にハクチョウはほとんどやって来ない。昨年は1羽を見ただけだ。カモ類ではコガモが多く、時々カンムリカイツブリやミミカイツブリなど、珍しい鳥が混ざることがある。ここは白鳥の渡りのルートから外れているが、時には緊急避難場所となるようだ。 翌朝、湖面に親子のコハクチョウが泳いでいるのを見た。子どもは元気を取り戻した様子。羽繕いを始めた親をよそに離れていく。すかさず親の片方が後を追う。子どもはまだまだ危険なことを知らない。ハクチョウの親子の絆は強いと云う。
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