Archive for 1月, 2014

じわりじわり

早朝。マイナス13℃。細かい雪が降って来た。河川敷の中をキタキツネが食べ物を探して歩いている。じわりじわりと岸に近づいていくと、岸にいたカモたちもじわりじわりと離れていく。キツネはそっぽを向きながらカモには興味が無いふり […]

青い氷

連日しばれた日が続く。沢沿いに歩いていると凍り付いた滝が現れた。流れが止まり厚みを増して凍り付いた所が青く見える。粉雪が所々白い花が咲くように付いていてとても綺麗だ。

エビの尾

木の幹の隙間から出てくる水分が凍り付きさらに結晶が発達しながら伸びてきている。どことなくエビの尾に似ている。

ふしぎな光

しばれた朝。エゾシカの群れの足跡が沢の下に続いている。この沢は湧き水が流れ込んでいるので凍ることはない。水の流れる音が聞こえている沢を覗き込むと、日の光が川霧にあたりキラキラ光りだした。何ともふしぎな光景に見入る。

スズメのお宿

早朝。マイナス17℃と暖かく感じる。河川敷の垣根に松が植えられている。その中からスズメが忙しく出たり入ったり。松葉は冬も落ちる事が無いので、天敵から身を守ったり、寒さをしのぐのに格好の場所となっている。

月明かりの森の中

夜明け前。星空の中、西に少し欠けた月と明るい星がまばたいている。車の温度計はマイナス28を指している。月明かりは森の中を照らし景色がよく見える。森に入ると高速で飛んで来るエゾモモンガたち。小枝に止まり咥えていた花穂を起用 […]

久しぶりの夕焼け

放射冷却で旭川江丹別マイナス30.5℃と冷え込む。夕方、森に向かう途中、尾を引きながら縦長に変形して沈んでいく太陽。久しぶりの夕焼けだ。気温が下り霧が出てきた。沢山雪が降るより快適に森に入れる。

互いに命をかけた営み

川岸でオジロワシが狩りに出かける準備のため風切羽、尾羽の手入れを終えて。離陸準備に入ったようだ。一斉にカモたちが警戒して飛び回る。食べるもの食べられるもの。互いに命をかけた営みが続く。

何かに驚く

川霧が晴れて見通しが良くなる。川面にシャーベット状になった氷が流れてくる。寒さで表面が凍っても流れがあるので結氷する事が出来なかったようだ。突然カモの群れが首をもたげて一斉に飛び上がり右に左に大きく旋回し始めた。回りを見 […]

川霧の立ちこめる中

日本列島を寒波が包み込み冷え込む。森へ向かう途中、石狩川沿いの道を通り抜けていると、川面から温泉の湯気のように立ち上る煙がカモたちを包み込んでいる。冷えた時は水の中にいた方が暖かいしキツネなどの天敵に襲われる事は無い。眺 […]