Archive for 12月, 2013

疲れる

ようやく明るくなり始めた森の中、気温が低く乾燥した雪が降る。ふかふかに積もった雪の中から、親指ほどの白い固まりがひょっこり顔を出した。予想できない所から現れては消えることを繰り返す。見ていると何だか疲れる。

夕方から荒れ模様

雪が解けて殺風景だった湖畔は一夜にして雪景色に変わっている。晴れ間が出ているが、西高東低の気圧配置で寒気が流れ込み、夕方から再び荒れるようだ。西の空には不穏な雲が見える。

流れ星のように

暗くなり始めた森の中は気温が下がり、解けていた雪が凍って行く。つるつる滑るので手探りで木々につかまりバランスを取りながら歩く。そんな中、流れ星のように飛んで暗闇に消えて行くモモンガを見る。見上げる顔に降って来て解ける雪を […]

獲物をめぐって

風雨の強まる中、オジロワシが速度を上げ湖畔林の奥へ消えて行った。様子を見に行くとカラスが騒ぎ、オジロワシの捕まえた獲物を横取りする相談をしている。そんな中へオジロワシの若鳥もやってきた。獲物をめぐって捕るか捕られるかの攻 […]

生きるために

冷たい雨が降りしきる中、獲物を見据えてしぶきを飛ばしながら飛び出したオジロワシ。回りのカモたちは素早く逃げて行く。互いに生きるために――。

冷たい雨の中

午後から気温が上がり、雪が解けてシャーベット状態になった。雨が降ってきた湖畔林を歩いていると、白樺に止まるオジロワシを見つけた。濡れながら回りの様子をうかがい獲物を狙っている。悪条件でも獲物を捕らなければ生きては行けない […]

霧の中へ消えて行く

夜明け前、生暖かく感じる森の中は濃霧。明るくなりだしハンノキの花穂を食べにきたエゾモモンガたちがそろそろ帰る時間になった。この視界の悪い中、次々と滑空して霧の中へ消えて行く。

警戒心が強くなった

早朝、森の中で餌を探して歩き回る若いエゾシカを見かけた。雪が積もってから、足跡はたびたび目にしたが、以前のように容易に姿を見かけることはなくなった。大量駆除で数を減らし、追い回すためにシカも警戒心が強くなったのだ。今では […]

樹氷

放射冷却で今朝の最低気温-8℃と冷え込み、水辺の近くでは霧が立ちこめている。次第に霧が晴れ樹氷の世界が現れた。

森を作る

忙しそうにミヤマカケス数羽が飛び回っている。時々地面に降りては木の実などを探している。カケスはエゾリスのように、食べ物を隠して置き冬の間の食料にして春まで命を繋ぐ。あちらこちらと沢山隠すので、食べられなかった木の実は春に […]