Archive for 6月, 2013

じり雨

じり雨の中、ダム湖上流の林道を進む。急斜面の中程に黒い大きな生き物がゆったりとした時間の中、食事をしている。

泣かずに待つ

湖畔の枯れたハンノキの幹に、アカゲラよりも一回り大きい穴を見つけた。何やら嘴が見え隠れしている。何かに呼ばれたのか身を乗り出した。キツツキの仲間オオアカゲラだ。親が近くに来ても鳴き声を出さずじっと待つ。やがて親がエゾハル […]

羽音をのこして

早朝、静まりかえった湖畔を水面近くを滑るように飛んで行くカルガモ。風を切るは羽音が追いかけて飛んで行く。

水切り

夕方、暗くなり始めた湖面。風が止み鏡のように対岸の風景を映し出す。そんな中突然水しぶきを上げて飛び回る鳥いる。ハリオアマツバメが水を飲みにやってきた。水切りをしているように飛んで行く。

夢中で遊ぶ

早朝、キタキツネの家にお邪魔した。ちょうど母キツネがお出かけするところだ。子ギツネ達はじゃれ合い遊び始めた。遊びの中で狩りなどに役立つ知恵を学ぶ。

久しぶりの雨

早朝、低い雲がたれ込み今にも雨が降りそうな天気。さすが北国寒い。ぽつぽつと降り出した雨が風が無く鏡のようになっているダム湖水面に小さな波紋を無数に描き出す。そんな中オスのクマゲラが餌を探しにやって来た。

涼しい森の中

今日も気温が30℃まで上がったが、森の中は木陰を抜けてくるそよ風で快適だ。エゾリスがおもむろに起きだし、毛繕いを始めた。自慢の尾や短足の足を伸ばしながら丹念に手入れを始めた。風が優しくリスの体をなでて行く。

静かなダム湖畔

早朝のダム湖畔。肌寒いぐらいだ。抱卵中なのか小鳥達の鳴き声は時々聞こえるだけで静かだ。遠くでクマゲラの声が聞こえた。しばらくすると黒い鳥が目の前を横切って行った。

安全な場所で

北海道では30℃と真夏日が続くが、湿度が少ないのでカラッとしている。それでも毛皮をまとう生き物達は暑さを避けるため、風通しの良く、かつ安全と思われる場所で過ごしている。そんな場所では、本来見せることのないくつろいだ姿を見 […]

岩が微妙に動く

ダム湖畔の林道を上がり、深く切れ込んだ沢の斜面で岩に見えていた焦げ茶色のものが微妙に動いている。