根雪かな
森の木々の枝先まで包み込む雪、雪。ゴジュウカラに誘われて空中散歩。このまま根雪になりそうだ。
昨日から降り続いた雪で景色は冬本番。積雪20cmほどなので、山スキーやかんじきを使うほどではなく、長靴で十分だ。ミヤマカケスが秋の間に隠したドングリなどの実を探して飛び回わつている。備えあれば憂いなし。
雪が大降りになって来た。飛んでいるカモたちは視界が悪く飛びづらいと思われるが、平気で飛んでいる。ここに居る間、何度も回りを飛び回っているので地形を覚えているのかも知れない。
氷点下3℃と冷え込んだ。静かに湖畔に雪が降って来た。カモたちの鳴き声と力強い羽音をたてて数十羽単位で飛び回る。南へ渡る日が近い。
雪が解けて地面が出ている場所で千羽は居るだろうか、かたまりになって飛ぶムクドリの群れ。右に左に大きな玉が変形しながら移動する様子は大きな生き物に見え天敵を惑わしている。そろそろ南へ渡って行くころだ。
木々に積っていた雪が解け、隠していた紅葉の葉が現れた。木の実を食べにやって来たキジバトがミズナラの木に止まった。朝陽に照らされ葉が輝く。
気温が上がり崩れ落ちる綿雪。寝ていた笹も一気の立ち上がる。雪が解けて落ち葉が姿を表した所へ、シジュウカラが葉をめくりながら丹念に虫を探している。
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