夜も昼も
快晴の朝。牧場の空で大きな音を立てて急降下している鳥。オーストラリアの辺りから繁殖にやってきたオオジシギ。熱い求愛飛行は夜も昼も続けられる。天気予報も30℃を超え、暑くなりそうだ。
快晴の朝。牧場の空で大きな音を立てて急降下している鳥。オーストラリアの辺りから繁殖にやってきたオオジシギ。熱い求愛飛行は夜も昼も続けられる。天気予報も30℃を超え、暑くなりそうだ。
エゾヤチネズミが倒木の中から現れた。何やら芽吹いた草を美味しそうに食べている。セリのように見える。やっぱり野菜が健康のもと。
山の牧草地にエゾヤマザクラが咲いた。日陰の沢にはまだ雪が残っている所があり、エゾノリュウキンカも満開だ。
森の中では渡ってきた小鳥達が追いかけっこしている。そんな中シマリスが追いかけっこしながら現れた。互いに繁殖相手の求愛が始まっている。
森の中は小鳥達がにぎやかに飛び回っている。キツツキの仲間で一番小さなコゲラ見つけた。幹に止まっていると目立たない模様だが、跳ぶ回ると絣姿がきれいだ。
夕方。森に入ると、ヌカカの群れが纏わりつき始めた。ミズナラの幹に目線の高さに穴があいている。ここはよくモモンガを見かける。のぞいてみると何かいる。モモンガではないようだ。
早朝。牧場の道を通っていると、丘の影から跳び出してきたエゾユキウサギ。軽やかにしなやかにホップ、ステップ、ジャンプと跳ねる。草地でも安定して走れるのは大きな後ろ足が威力を発揮している。
明け方、ジリ雨が降って視界が悪い。森に向かう途中4頭のエゾシカ見つけた。駆除で追われて警戒心が強く、まともに姿を見るのは2年ぶり。
雨がやんだ花畑にやってきたシマリス。開きだしたカタクリの花を前足で抱え込み花粉を食べだした。花から花へと花粉を求めて移動する。花は甘い香りを出して生き物たちを誘き寄せ受粉してもらい共生している。
まだ雪が残っている山間の町の公園では、カタクリとエンゴサクが見頃を迎えている。一面に咲く花はジュータンを敷き詰めているようだ。あいにくの雨でカタクリは開いていないが、雫を着けた花たちが風にゆれている。
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