枝を交わす
モモンガがハンノキの花穂をくわえて頭の上を飛んで行く。後ろ足を巧みに動かし、飛膜を操作しながら、込み入った枝を上手にくぐり抜けて行く。
モモンガがハンノキの花穂をくわえて頭の上を飛んで行く。後ろ足を巧みに動かし、飛膜を操作しながら、込み入った枝を上手にくぐり抜けて行く。
明け方の気温は−6℃と久しぶりに良く温かい。まだ暗い森の中。モモンガがたちが食事の真っ最中だ。ハンノキの6房の花穂を15分程かけて食べる。これを4〜5回繰り返すと森の中は明るくなって、モモンガたちは次々に巣に帰って行く。
霧が晴れて青空がのぞいて来た。モモンガの様子を見に森に入ると、頭の上をクマゲラが飛んで行った。ここでは何度か鳴き声が聞こえていた。そろそろ繁殖準備を始めるころだ。
日が沈みと気温が下がり、粉雪が降り始めた。小鳥の鳴き声が止み静かな森の中。次々とモモンガたちがやって来た。食事を初めたモモンガの体に奇麗な雪の結晶が降りて行く。
嵐の中。生き物たちは風を避けてじっとしていると思いきや、風に乗って飛んで来たモモンガ。食べ物の少ないこの時期。休まず活動している。
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