立春
狩りを終えてネズミをメスに持って行くオス。互いに嬉しそうにコクコクコクと甘えるような鳴き声出し、絆の強さを確認し合っている。
狩りを終えてネズミをメスに持って行くオス。互いに嬉しそうにコクコクコクと甘えるような鳴き声出し、絆の強さを確認し合っている。
地面をはうように流れて行く雪中、獲物に飛びつくキタキツネ。深い雪で足を取られながらのジャンプ。後ろが足が沈み込みながらも集中している。
風の吹く中、温かそうな冬毛をなびかせて歩いていたキタキツネが立ち止まり動かなくなった。かすかに雪の中で動くネズミの気配を感じ取ったようだ。しばしこの体制を崩さずに動きを探っている。
昼間。森の中を走り回るネズミを見かけた。体形からトカリネズのようだ。こんな明るい時間帯に危険を冒して出てきたのだろう。
枝に積もった雪が地面に叩き付けるように落ちてきた。締まって重い氷の雪なので危険だ。エゾリスが枝の雪を避けるように逆さになりながら走り抜けて行く。身のこなしはさすがだ。
早朝。-17℃と寒い。連日二桁の氷点下の最低気温。森に入る手前の雪原で2頭のキタキツネに出あう。仲が良さそうなのでオスとメスのようだ。これから出産、子育てと忙しい時期になって来る。
氷点下20℃。ここから寒いからしばれるに変わる起点だ。しばれた森の中から木をたたく、小気味の良い音が響く。気温が低いと音が通るようだ。音を出しているのはアカゲラだ。モノトーンの森を飛び回る絣模様と赤色が奇麗だ。
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