Archive for 9月, 2015

霧の奥に何かがいる

霧でよく見えないのでメスの止まっている木へ近づいてみた。メスが霧の奥を見ながら警戒の鳴声を出した。回りを見ても濃い霧で何も見えないが、確かに何かがいるようだ。

濃霧 2

霧で視界の悪い中、再び狩りに向かったオス。巣の近くで雛の様子や天敵を警戒しながらじっと待つメス。

濃霧

濃霧の中、枝の上でオスが優しく鳴くと、応えるよう鳴きながら獲物を受け取りにやって来たメス。どんな条件でも子育ては続く。

霧の中から現れた

濃霧で視界30m先が見えない状態だ。車は徐行運転。飛行機なら欠航かも。こんな日はチゴハヤブサも狩りに出れないだろう。と思っていたら鳴きながら霧の中から現れたハヤブサ。爪には小鳥が捕まえられている。高速で飛んで獲物をしとめ […]

朝焼けの鱗雲

午前4時50分。気温7℃と冷え込んでいる。コオロギの力一杯鳴いている声を聴きながら朝食の準備をしていると、天塩山郡の稜線の上に鱗雲が赤く焼けて来た。これから天気は下り坂のようだ。

トンボ眼鏡

お腹をすかした雛たちに運んでくるのは小鳥だけではない。気温が上がり虫たちが動き回ると、ヤンマ類のトンボなども捕って来る。トンボを捕まえて来たオスのチゴハヤブサ。トンボの羽が目の前にかぶさり、目を守っているよう見えて来る。

お腹ペコペコの雛たち

きれいに羽を取ったら、獲物を雛の待つ巣へ運んで行く。枝に止まるとピーピー鳴きだす雛。親が鳴き交わすと大きな口を開けて餌をねだる雛たち。順番に分け隔てなく餌を与えて行く。親の鋭い目が優しく見える。

獲物を調理する

メスが受け取った獲物は、木の上で羽を抜かれて行く。その間一口も食べず、綺麗抜いて行く。美味しそうに見える。

獲物を運んで行く

メスのチゴハヤブサが受け取った獲物を大事そうに持って行く。飛んで行く場所は雛のいる木ではなく、かなり離れた所だ。雛に与えず食べてしまうのか様子を見に行く。

獲物を渡す

オスが枝に止まりクピクピと優しく鳴くと、巣の近くに止まっていたメスがやって来た。捕らえた獲物をメスに足で差し出すとキーキーキーと嬉しそうに受け取るメス。再びオスは雛の食べ物を捕りに出かけて行く。