傷を負う
陽が射し気温が上がるとエゾハルゼミが鳴きだした。沢沿いをヤブ蚊を引き連れて歩いていると、倒木の下から現れたネズミ。エゾヤチネズミのようだ。右耳がちぎれ顎から首にかけて血のりがつき傷を負っている。空から襲われたのか、キツネ […]
陽が射し気温が上がるとエゾハルゼミが鳴きだした。沢沿いをヤブ蚊を引き連れて歩いていると、倒木の下から現れたネズミ。エゾヤチネズミのようだ。右耳がちぎれ顎から首にかけて血のりがつき傷を負っている。空から襲われたのか、キツネ […]
クマゲラとヤマゲラが立ち止まり、鑿のような鋭い嘴でついばむ緑の粒。よく見ると青虫だ。本来長い舌で巻き付けながら蟻やカミキリムシの幼虫を好んで食べるが、青虫も食べている。青虫は木々の葉を好んで食べるので、食害になる事もある […]
クマゲラの後を追うように、寝癖の付いた頭でヤマゲラが地面を跳ねながらやって来た。クマゲラとヤマゲラは食べ物が同じだが、争う事は無く一緒に餌を食べている所を何度も見ている。ヤマゲラも何かを探しているようだ。
早朝、風が止んだダム湖の遊歩道には、若葉や小枝がちぎれて落ちている。その中でメスのクマゲラを見かけた。幹に止まるのに都合の良い足は地面に降りるとぎこちなく見える。両足を揃えてピョンピョン跳ねながらこっちに近づいて来た。何 […]
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