Archive for 4月, 2015

東斜面は雪が多い

森に入ると、冬の間は難なく行けた所は笹が立ち、回り道をしないと進めない。だが、東斜面にはまだ多くの雪が残って歩きやすい。雪の上を滑るように、クマゲラのメスが飛んで行く。雪の反射で、黒い身体が羽ばたくたびに輝く。

50mは飛んだ

雪解けが進み沢を渡るのが難しくなって来た。浅瀬を選びなんとか渡りきる。エゾモモンガのいる場所に着くと、モモンガが食事を終えて帰って行くところだ。食事をしている木から巣までの距離は、正確ではないが歩幅で測って50mほど。ハ […]

特徴ある飛び方

早朝、エゾモモンガの様子を見た後で、先日、クマゲラを見かけた場所に行ってみた。採餌の痕があちこちに見られる。突然、目の前をクマゲラが翼をたたみ鋭く尖るような形で飛んで行く。キツツキの仲間に見られる特徴のある飛び方だ。

雪解けが進む中

まだ多くの雪が残っている森の中だが、沢の水音が大きく聞こえてくる。そんな中、ハトほどの黒い鳥が、木々を巧みに交わしながら飛んできた。クマゲラだ。目の前を翼をたたんで木をすり抜けながら飛んで行く。

カラマツの幹を突つくもの

昨日見かけた黒い鳥の場所へ行ってみた。コツコツコツと木を叩く音が聞こえて来る。音の方へ近づいて行くと、大きなカラマツの幹に黒い鳥がしがみつき、木を嘴で突っついている。クマゲラだ。

食事は安全なところで

天敵の多い小動物達は食事中も姿をさらさない。モモンガも出来るだけ安全な場所で食べることを心がける。ハンノキの細い枝から花穂をくわえちぎると、急降下して幹の陰に移動する。天敵の種類にも寄るのだろうが、時には高い梢で食べるこ […]

木々をかわして飛ぶ鳥

朝のモモンガの観察を終えて沢沿いを散策していると、ミヤマカケスぐらいの大きさの黒い鳥が、狭い木々の間を巧みにかわしながら、スイスイと飛んで行った。

規則正しい生活

明け方、エゾモモンガの様子を見に森に入る。時間通りにやって来て食事を始めるモモンガ達。野生の中で、これほど観察しやすい生きものは数少ない。時間を守る生真面目さは友人にしたいほど…

おぼろ皆既月食

薄曇りの中,東の空に満月が現れた。午後7時45分から月の下部が欠け始め、次第に赤く染まりだしたおぼろ月。

沢の流れる音の中

森の沢沿いはネコヤナギの花が満開だ。増水した沢の、流れる音を聞きながら歩いていると、エゾヤマザクラの木の枝でもぞもぞ動く生きものがいる。近づいてみるとエゾライチョウのメスが、まだ硬く閉じている冬芽を食べていた。多少食べら […]