Archive for 3月, 2015

貴重な食べ物

陽が上がると気温が上がり、解けだす雪の中から、あっちこっちで枯れたヨモギの仲間が跳ね起きる様に出て来た。何処で見ていたのか、ベニヒワの群れが集まり種を食べ始める。食べ物の少ないこの時期、止まりづらい先の方まで食べだした。

風紋

風で飛ばされた雪が風紋を作っている。久しぶりに大雪山が見える中、キタキツネが狩りに現れた。北国の春はまだ遠いようだ。

朝焼けの中

太陽が顔を出し、辺りを赤く染めて行く。気温は−9℃と冷え込だ。昼間解けだした雪が凍り、歩くとバリバリと大きな音を立てる。そんな中キタキツネが現れた。硬くしまった雪で、体が沈まないので歩きやすいようだ。狩りは雪の中に潜むネ […]

綿菓子雲

久しぶりに晴れ間が広がる。強い南西の風をともなって地吹雪が吹き付けて来る。青空に流れる綿菓子雲が、春を連れて来るのはいつだろう。

早朝、エゾモモンガの様子を見に森へ向かう。気温は−7℃とさほどひえこんでいないが川霧が立ちこめている。大きな暈に囲まれながら、太陽が霧の中から現れた。

時間通り

吹雪がますますひどくなる。夕方森に入る。そろそろエゾモモンガの出て来る時間だ。大きく揺れる木々の枝。きしむ幹。時間通りにモモンガたちが出て来た。いつもより風の様子を見ているが、次々とハンノキに飛んで行く。

踊る雪

夕方、吹雪の中エゾモモンガの様子を見に行く。時々激しい地吹雪が視界をふさぐ。治まるのを待ちながら回りを見ると、雪が踊っていた。

嵐の森

吹雪の中森に入る。エゾモモンガの様子を見に行く。こんな日はおとなしく、風を避けながら餌を食べているだろう。風で枝がしなる音を聞きながら行ってみた。モモンガ達は元気に走り回り飛び回り餌を食べていた。中でも求愛しているオスは […]

暴風雪警報の中

午前4時、吹雪の中森に向かう。吹雪で前が見えないが電信柱を目印に進んでく。吹きだまりが見える。かまわず前に進む。そろそろエゾモモンガの出る時間だ。急がないと遅れてしまうなーー。

雨と霧の森の中

早朝、生暖かい気温の中。エゾモモンガの様子を見に森に入ると、ヤッケの上にプツップツッと音がして雨が降ってきた。さらに霧も出て来た。そんな中口笛を吹くような音が聞こえて来る。音の方を見てみるとナナカマドの木に桃色のウソが数 […]