Archive for 1月, 2015

見え隠れ

足跡の続いている方を見ると、ハンノキの下に枝を折りながら崩れて落ちた雪の陰から、白い小さな生き物が見え隠れする。キタイイズナだ。折れた枝の葉の大きさで比較できる。

5本の爪

不揃に空いた雪穴の端から足跡が付く。よく見ると5本の爪が雪に刺さってくっきり見えるのは後ろ足だ。これはイイズナの足跡ようだ。体から比べると大きな足だ。

何かが出て来た

雪の上に直径5cmほどの穴が数カ所付いている。穴の回りは雪を押し付けたように盛り上がっているので、雪の中から出て来たのが分かる。穴の大きさからアカネズミかイイズナのようだ。

ピンポイント

キャッキャッと鳴きながら目の前の柳の木に止まったオオアカゲラ。嘴で枝を2–3回つつくと木屑が飛び、穴のあいた中の虫を引っ張りだし食べた。沢山木のある中で、どうして虫のいる木を探り当てることが出来るのだろう。

どっちだろう

森から出ると、畑にヒマワリが立ち枯れ雪の中から出ている実をついばんでいる小鳥を見かけた。コガラにもハシブトガラにも見える小鳥。どっちだろう。

止め足

森の開けた場所でエゾユキウサギの真新しい足跡が付いている。行く方向が同じなので後に付いて行くと、突然足跡が消えている。キツネなとの天敵の追跡を撹乱するための止め足だ。

おぼろ月が見える中

雪がやんだ明け方、おぼろ月が西の空に見える。月のおかげで薄明るく回りが見える。森の中に入ると崩れるように木々の枝から雪が落ちて来る。風もないのに斜めに落ちて来る雪。見づらいがエゾモモンガのようだ。

古い巣を調ていると

夕方、下調べしていたアカゲラの古巣を見に行く。巣はアカゲラがねぐらに使う他、ガラの仲間やヒメネズミなども使っている事がある。暗くなりだし、ライトを付けて順番に様子を見ていると、ミズナラの幹の穴から突然顔を出した生き物。す […]

気温が下がりだす

キタキツネを見送ったあと、急に気温が下がり始めた。西の山並みに日が沈みかけると霧が出て来た。そして太陽の上にサンピラーが現れた。

日が射す中

朝から雪が降ったり止んだりしていた天気。夕方、エゾモモンガの様子を見に森に向かう途中、雲の隙間から久しぶりに日が射した。そんな中キタキツネが狩りに現れた。深く積もった雪は獲物の気配を消しているが、耳を立てながら獲物を探り […]