Archive for 12月, 2014

お腹が空いた

ノスリが低空で飛んで来た。獲物を探しているようだ。ここ数日荒天で、狩りに出れない生き物達は、獲物探しに急がしそうだ。

貴重な食べ物

ダム湖へ向かう途中、雪で覆われた田んぼでスズメが騒いでいる。様子を見ていると、イネ科の植物と思われる枯れ草がわずかに雪から出ていた。この時期にはご馳走だ。あと10cmも積もればこの場所も雪の下へ消えてしまう。長い冬は始ま […]

かんじきのように

吹雪の去った後、真新しい大きな足跡が新雪の上に付いている。エゾユキウサギだ。大きな足はかんじきを付けているように、ふわふわの新雪にも体が沈む事は無く行動できる。

横殴りの雪

低気圧の影響で風が強くなり、湿った雪が横殴りに降って来て、木の幹にまとわりついて行く。トドマツの枝に積もった湿雪の重さに耐えかねて枝が折れ、大きな音を立てて落ちて来る。吹雪は収まらず激しさを増してきたので、今日は退散した […]

あっという間に

森に入るとエゾシカの群れに出会う。急斜面を一気に上って山の陰に入り、あっという間に見えなくなった。駆除で追われているので警戒心が強く、ほとんど姿を見る機会が無い。見れただけでも幸運だ。

足跡を辿る

雪に覆われた雪原。平に見えるが落とし穴が隠れているので危険だ。ましてや森の中は一番危ない。野生の生き物達は危ない所は通らないと信じて、キタキツネの足跡を辿って森に入る。

山スキーの出番

翌朝。逃げて行ったキタキツネを見かけた。牧場を抜けて森に向かっている。行動範囲の広いキツネにかなわないが、そろそろ行動範囲が広がる山スキーが使えそうだ。

嫌う

大音量で近づいて来る選挙カーを嫌がってキタキツネが突然走り出し逃げていった。選挙カーは「ありがとう––ありがとうーー」と意味不明に叫びながら通り過ぎて行く。回りには人がいないから私に言っているようだ。

縄張り主張

ダム湖へ向かう途中、牧場の中を歩いているキタキツネを見かけた。広い場所の一角に、柵の一部が置かれている所に向かって行くキツネ。柵に体をこすりつけながらくぐり抜けた。縄張りを主張出来る物には取りあえず匂い付けをする。 いつ […]

新雪の中

低気圧の影響で昨夜から降り出した雪がようやく止んだ。丘の上を食べ物を探しながら現れたキタキツネ。新雪の中の獲物の気配を逃さないのは、優れた嗅覚と、かすかな音をも捉える聴覚だ。