Archive for 11月, 2014

久しぶり

日が暮れるのが早く、午後4時を回ると暗くなり出す。大雪山に夕陽が射すのを見ながらダム湖へ向かう。牧草地を横切るとエゾシカに出会う。立派な角をつけた大きなエゾシカのオスに出会うのは久しぶりだ。こっちを気にせずにゆうゆうと歩 […]

旅立

湿った通り雪が降って来た。どんどん遠くへ飛んでいくコハクチョウの親子が雪でかすれて見えなくなった。聞こえていた鳴き交わす声も消えていった。

力強い羽音

羽音が次第に大きく聞こえて来た。コハクチョウの親子が真上を飛んでいく。後に付いて行く子どもの胸の産毛が波打て見える。

こっちに来た

コハクチョウの親子が大きく旋回してこちらに向かって来た。親が子どもの風よけになり編隊をくみながらこちらに向かって来た。

高度を上げて行く

コハクチョウの親子が徐々に高度を上げて行く。黒くたれ込む雪雲の中に日が射してコハクチョウ親子が浮き上がる。

力強く飛ぶ

親が飛び上がって行く後を必死について行く子ども。数日休んでいたので体力が回復したようだ。力強く親の後を鳴きながらついて行く。

向かい風

雪が降ったり止んだり。風下に向かっていた親子のコハクチョウ。岸に近づき反転すると、親が鳴きながら向かい風に走り出し飛び上がって行く。その後を子どもが追う。

雪と強い風

気温が下がり雪とともに強く吹く風。風下に向かうコハクチョウ親子の背中を押すように吹き付ける冷たい風が背中の羽根をめくり上げる。

旅立つ合図

コハクチョウの親子が仲良く羽繕いをしていたが。1羽の親が頭を上げて鳴き始めた。ここで体を休めていたが、旅立つ合図に聞こえる。

道のりは遠い

力強く羽ばたくコハクチョウの子どもの体にはまだ産毛が残っている。ここから越冬地までの道のりは遠い。