Archive for 10月, 2014

カイツブリの仲間

息継ぎの長い鳥だ。予想外の所から再び浮上すると、またすぐに潜ってしまう。足の色が黒と黄色のツートーンだ。カイツブリの仲間のようだ。

潜水上手

ダム湖には多くのカモたちが南へ渡る途中、立寄って羽を休めている。その中にカモよりも大きな鳥が一羽、水中に潜ったがなかなか出てこない。カワアイサのメスに似ている。かなり離れた所へ現れるが再び潜水して見えなくなった。潜水が巧 […]

かき回す

雲一つない快晴の空。時折風が吹き落ち葉が舞い落ちて来る。午後4時を回ると日が沈み始める。紅葉した木々の隙間から日がこぼれ、幾本もの光が湖面に映りだす。その上をコガモたちが泳ぎ回り、かき回す。

暖かそうな尾

今期の最低気温ー3℃となって冷え込んだ朝。日が上がると霜が解け出し、下草の中を歩くと足下がびしょびしょに濡れた。冷たくなった足指がかじかむ。こんな日はゴム長靴だなと反省。そんな中、脇を軽やかに追い抜いて行くキタキツネ。体 […]

木の幹を走る

木の幹を上下にらせん状に動き回る地味な小鳥がいる。キバシリだ。嘴は細長く下に湾曲していて、幹の隙間に隠れている虫を捕らえるのに都合が良いようだ。木の幹を走るように見えることから、木走と名前が付けられたらしい。

逆さになって

静かになった森の中を飛び回る小鳥がいる。ゴジュウカラだ。忙しく木の幹を上がったり下がったり。逆さになって動ける鳥は今のところこの鳥しか知らない。ふわふわ飛んでいる雪虫を狙って嘴で挟むが逃げられた。動きの遅い雪虫は、逆に捕 […]

雪虫が舞う

湖畔の森の中は、小鳥たちも旅立って静かになった。突然、薮の中から若いエゾシカが現れた。すでに駆除が始まっている。銃を構えた追っ手から逃げて来たものか。こちらを警戒して立ち止まる鹿の回りを雪虫が舞う。もうじき冬がやって来る […]

寂しそう

ダム湖畔の岸の上で1羽のマガンが草を食べている。よく見ると額の白がまだ目立たないので、若い個体だ。回りを見渡しても仲間の姿は見えない。多くの仲間と旅をしていた途中、群れからはぐれてしまったようだ。

旅立ち

晴れ渡る青空の中、親のチゴハヤブサが大きく旋回しては羽ばたき、高度を上げて行く。米粒、ごま粒と肉眼では確認できなくなる高さまで上がって行き、見えなくなった。子供のチゴハヤブサたちも親の後を追うように、どんどん高度を上げて […]

山は冬

冷え込んだ朝。雨が上がり晴れ間が出てきた。紅葉が広がる上の方に、真っ白くなった十勝岳連峰カミホロカメトク山が姿を現した。山は冬を迎えている。