Archive for 8月, 2014

大きなバッタ

低くたれ込む雲。今にも雨が降りそうだ。牧草地の回りには多くのススキが風に揺れて秋の気配を感じる。枝に止まったモズの子供の嘴には大きなバッタがくわえられている。もう一人前だ。

ペリット

朝から激しく降っていた雨が小振りになった。牧草地を抜け、森に入る手前のヤナギの茂みから、モズの子供が現れた。枝に止まると体を揺すりながら何かを吐き出した。バッタや甲虫類の固い足などが見える。消化されずに吐き出した物だ。

食事の準備

久しぶりにモズの親鳥が現れた。嘴に虫をくわえている。おもむろに虫を枝に挟み込んで、食事の準備をしてからちぎって食べ始める。モズの食べ方は独特だ。

逞しく見える

アカゲラを追い払い一休みをするモズの子供。回りの様子を見ていたが、毛繕いを始めた。幼い仕草の中に逞しさが見える。

威嚇 2

アカゲラの子供に体当たりするように威嚇すると、体をかわし枝の下に逃げアカゲラ。再び威嚇するモズ。たまらず逃げていくアカゲラ。縄張り意識の強さをかいま見る。

向かっていく

モズの子供がアカゲラに向かって飛んでいく。縄張り意識の強い性格。怖い物なしのようだ。

ためらう

アカゲラの子供を覗き込むように見ているモズの子供。今にも飛びつきそうな格好をしているが、今一つためらっている。

騒ぐ

モズの子供がいるヤナギの木に、背中に産毛が残るアカゲラ子の供がやって来た。縄張り意識が強いモズ。甲高い鳴き声で騒ぎだした。

高鳴

モズの子供が体を反らして、キチキチキチと鋭い声で鳴き始めた。 高鳴しながら縄張り争いが始まるのは秋頃だが、縄張り意識が芽生えて来たのかも知れない。

狩りに励む

他のモズの子供たちも、次々と後に続くように狩りを始める。今のところ一緒にいるが、縄張り意識の強いモズ。秋には縄張りを持ち1羽で過ごす。