Archive for 5月, 2014

追いかけっこ

森へ向かう途中、3頭のエゾユキウサギが逃げて行く。天敵のキタキツネがやって来たのかもしれない。回りをしばらく見ていても、キツネの姿は見えない。ウサギ達の走りかたは慌てる様子は無かった。追いかけっこの様にも見えてた。

春紅葉

早朝。見上げる青空に上弦の月がくっきり見える。最低気温0℃。霜が降りて伸びだした下草が薄緑色に輝いている。まだ場所によってはエゾヤマザクラの咲いている所があり、イタヤカエデのオレンジ色の若葉やカツラの新芽の赤色、シラカバ […]

草の中から突然

雨が小降りになった。ここ数日最高気温9℃と一桁だが、草の生育が良く牧草地を緑一色に覆い尽くして行く。エゾユキウサギが草の中から突然立ち上がり回りの様子を見ている。警戒は怠らない。場所によっては牧草がウサギを覆い隠してしま […]

水切り

木々の少ない牧草地。エゾユキウサギがじっと雨をしのいでいる。天敵からも身を隠すには都合のいい所だ。雨を吸い込んだ抜け始めた冬毛。突然大きくひねりを入れながら首を振ると沢山のしぶきが飛でいく。

雨宿り

低気圧の影響で朝から雨が降り続いている。気温が上がらず寒い。牧場の柵沿いに歩いていると、うずくまり雨宿りしているエゾユキウサギを見つけた。雨はわずかにしのげるが、まだ冬毛の残る体にスポンジの様な毛に水がしみ込んでいるのが […]

回りの様子をうかがう

エゾシマリスがやって来た。後ろ向きのなった背中の模様が森の中では保護色となり天敵から身を守る。と同時に回りの様子を常にうかがうことで逸早く逃げる準備を怠らない。

藪の中へと

軽やかにしかも高速で走って来たエゾユキウサギ。アルペンスキー競技種目の回転で右に左に旗門を交わすように薮の中に入って行く。大きな足のおかげで天敵のキタキツネに追われたとしても、逃げる技術の高さをかいま見る。

韋駄天

やはりエゾユキウサギの逃げ足は早い。獲物を捕まえるためでは無く、逃げる事に徹している大きな足だ。あっという間に牧草地の彼方へ姿を消した。

雨の中

雨が降り肌寒い。牧草地を横切、森に向かっていると突然草の中から大きな耳が現れた。エゾユキウサギだ。じっとして動かない。耳だけが回りの情報収集にくるくる回る様に動いている。この大きな耳が天敵などの気配を逸早く捉える事が出来 […]

背中の5本線

場所によってはまだ雪が残っているが、解けだした所からはカタクリの花が咲き出している。食べ物を探しながらやってきたエゾシマリス。おもむろにツルアジサイのツルを伝い昇り始めた。背中の5本の線が見事にとけ込み保護色となっている […]