素早い動きの中
すばしこく枝から枝へと飛び移っていくエゾリス。前方に大きな雪玉が枝を覆う所へ飛び移る。しがみつく足場が無いように思われたが雪玉に体を突っ込み前足はしっかりと枝をとらえていた。素早い動きの中でも的確な判断をしている。
すばしこく枝から枝へと飛び移っていくエゾリス。前方に大きな雪玉が枝を覆う所へ飛び移る。しがみつく足場が無いように思われたが雪玉に体を突っ込み前足はしっかりと枝をとらえていた。素早い動きの中でも的確な判断をしている。
ホップ、ステップ、ジャンプ。エゾリスが次々と枝を蹴りながら飛び移っていく。すばしこく動く事で天敵から身を守る事が出来るのだ。目の前をあっという間に八艘飛びで移動していく。
エゾリスが尾をなびかせながら枝の先端まで走った。ためらうこと無く隣の木の枝へ飛び移る。蹴りだす足を雪が追いかけて行く。吹き流しのようになびく尾で上手にバランスをとっている。
エゾリスの足跡が消えた木の上から、木屑の混ざった雪が落ちてきた。見上げると、何かが枝から枝へ飛び移るのが一瞬見えた。
真新しいエゾリスの足跡を見つけた。足跡は一本の木の幹のところで消えている。その幹の直ぐ側にキタキツネの足跡が付いている。エゾリスにとっては天敵だ。
各地で被害を出している暴風雪。その低気圧が北上してきた影響なのか、久しぶりの雪になった。たくさん付いていた足跡を新雪が消している。その上に真新しい足跡が付き、近くにいるものたちの気配が感じられる。
アジア動物探検記 飯島正弘 福音館単行本 アジアの動物達の生き生きとした姿を、意欲的に撮影し続けてきた飯島正弘氏の集大成。子供から大人まで必見です。
気温が上がると頭上から突然落ちてくる硬く重い雪玉。まともに当たれば大怪我だ。見上げると枝にはもっと大きな雪玉が沢山しがみついている。
山スキーでの行動は距離を稼げ、下までの滑走が出来るので楽だ。欠点は、かんじきやスノーシューのように小回りが利かないことと、下りで木々の間を滑走すると木との正面衝突の危険があること。天気の良い日はついつい遠出してしまう。
冬の観察に欠かせない山スキーの金具が手に入ったので、テスト歩行に森に向かう事にした。
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