薄緑の地味な花から
ここ数日プラスの気温が続いて雪が解けた。ほとんど葉を落とし、色彩に乏しい森の中を歩いていると、蔓の枝先に黄色と朱色の実が目を引いた。近づいてみるとツルウメモドキの実が風に吹かれて揺れている。荒涼とした森の中を最後に飾るツ […]
ここ数日プラスの気温が続いて雪が解けた。ほとんど葉を落とし、色彩に乏しい森の中を歩いていると、蔓の枝先に黄色と朱色の実が目を引いた。近づいてみるとツルウメモドキの実が風に吹かれて揺れている。荒涼とした森の中を最後に飾るツ […]
早朝、解けていた雪が硬く締った上に鋭く食い込んだ爪痕がついている。外側は大人の手の大きさぐらいだ。
岸に沿って歩いているとヤナギ枝に止まるヤマセミに出会う。すでに漁は終わり尾羽の付け根の脂腺に嘴を付けて背中、胸、翼などと手入れを入念にしている。水中に飛び込むので脂の付け過ぎは禁物だ。
早朝、低い雲がたれ込み今にも雨が降りそうな天気だ。湖畔林の岸沿いに歩いていると、キャラッキャラッと小気味の良い鳴き声が聞こえる。回り込み土手の上からそっと覗き込むと、黒と白の柄模様の鳥が水面にせり出したオニグルミの枝に止 […]
早朝、ダム湖畔の岸辺に近づく。色とりどりに紅葉していた河畔林は針葉樹の深緑色だけだ。雪が5cm程積もりモノトーンの景色。そんな中キャラッキャラッと小気味の良い鳴き声が湖畔に響く。
気温が上がり解け出した雪。夕方、南へとわたっていくオオハクチョウの群れが刈り取られた水田の落穂を食べに降りてきた。中には今年生まれた灰色の雛もいる。初めての長旅だ。2時間ほどとどまり休む間もなく一斉に飛び立つ白鳥たち。雛 […]
ほとんど葉の落ちた森の中。降った雪が解け始めている。歩いている目の高のイタヤカエデの枝先にシラガタロウと呼ばれているヤママユの仲間、クスサンの繭を見つけた。透かし俵と呼ばれ中の様子がよく見える。蛹を脱ぎすて羽化しているの […]
朝、起きてみると雪景色に変っていた。身支度をして外へ出る。いよいよ冬到来だ。森に入ると雪をかぶったオオウバユリのさく果が裂開している。裂け目からたくさんの種子が見える。風が吹いたり生き物が触れたりすると勢い良く飛び出して […]
午後4時を回るとつるべ落としのようにあ!と言う間に暗くなる。そんな中コクワの実がなっている蔓の近くで、沢の影からガサガサと落ち葉を蹴散らす音が聞こえる。音のする方を見ていると何やら黒い生き物があ!と言う間に沢の奥に消えて […]
気温があがり暖かくなってきた。霜や雪が解けて水滴になり輝く。そんな中、落ち葉の厚く積もった上を歩と大きな音とふわふわした感触が何とも気持ちがよい。コクワやヤマブドウの蔓が束ねるように木に絡み付いている所に出た。蔓の近くに […]
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