霧の中
早朝、熊の糞を見つけた沢からダム湖畔に降りてみた。霧が立ちこめて視界が悪い。こんな日は熊が出てくることが多い。後ろの斜面でガサガサと音を出しながら細かい石が転がり落ちてきた。この斜面の上にはヤマブドウが沢山実を付けていた […]
早朝、熊の糞を見つけた沢からダム湖畔に降りてみた。霧が立ちこめて視界が悪い。こんな日は熊が出てくることが多い。後ろの斜面でガサガサと音を出しながら細かい石が転がり落ちてきた。この斜面の上にはヤマブドウが沢山実を付けていた […]
必死で逃げるハトの後を追う雛。水平飛行ではハトにはかなわない。経験を積みながら学んでいく。
雛が背面飛行からそのまま急降下、速度は時速200kmは出ていそうだ。
雛がトンボに狙いをつけて高速で近づき背面飛行に入る。飛行技の難度が上がったな。
午前6時、東の空が朝焼けに染まりだす。沢に沿って低く立ちこめる霧の中の林道に入る。キョロキョロしながら歩いていると大きな真新しい糞を見つけた。糞の中身を調べてみると沢山のヤマブドウ種や皮が含まれて発酵した良い香りが漂って […]
気温が上がると虫たちが動き出す。雛が狙いをつけ飛ぶ姿はたくましく、目つきが鋭く見える。
スズメほどの小鳥の群れに飛び込む親。群れから離れた数羽が逃げ惑う。その1羽に狙いをつけて高速で追いかけて宙返り。その様子を雛たちが見ている。狩りの学習が続く。
気温が上がるにつれてトンボが飛び始めた。親がなかなか姿を現さない。雛たちは今まで教わった飛行技で上手にトンボを捕らえた。そして電柱に止まり食べ始めるともう1羽が背中に止まり食べ始める。
早朝、冷気が森を包み込む。車の外へ出ると水溜まりは落ち葉を閉じ込め氷が張っている。放射冷却で気温が下がったようだ。
嵐の間チゴハヤブサの姿を見かけなかったが、私と同じに公園の森の中に避難していた。 晴れ間がのぞくと鳴きながら松の間から姿を現した雛鳥。
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